【二郎で汁なしを食おう!】
そろそろ、変わり二郎も食してみたいという願望が湧いて来ました。なので早めに退社し、予定していた秋葉原での用事も思いのほかすんなりと片付き、時間がありまり・・・・・岩本町まで足を延ばします。都営新宿線に飛び乗り、目指すは初めての土地・・・「一之江」!。何のイメージもない土地柄・・・・うーん、環状七号とは言っても随分と東西で雰囲気が違うものです。それにしてもちょいと暗がりが多いで・・・・。されど目印の歩道橋に目をやれば、黄色く光るあの屋根は、簡単に見つけることができました。しかも、運よく行列なし!ほいでもって、座席も一つだけ空いてた!余裕を持って着席です〜。こうして、予想外にすんなりと「汁なし」にありつけたという幸運!神様ありがとう!これから初めての二郎の汁なしと対峙いたします!
【マイルドなご店主と修行中の店員さんが明るい】
物腰柔らかいご店主の対応がいいね!でも、お弟子さんへの指示は少し厳しめ。何でも優しけりゃいいってこともないよね・・・・。管理職として見習いたいと思います(泣)。それにしても、先客のバリエーションが広いね〜。いかにもジロリアンな諸氏もおられれば、家族もいるし、塾帰りのような学生もいるし・・・・地元民で埋まっている感覚が、「支えられ愛されている」という雰囲気を感じます。まったりできる二郎って最高!
【凶暴さがあまりない分、広く愛される二郎って感じなスープ!】
とてもリラックスできた為、アタクシは調子にのって「ヤサイ」を追加してしまいました。さぞかしマウンテンなお姿だったらどうしよう・・・と思いきや、そうでもなかった(笑)。そんなアタクシの汁なしのお姿は、こちら・・・・・。ささっと撮影を終えて、待ちきれず味見といきますよ!その感想は・・・・
「旨いがな!(*゚0゚)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
1)「汁なし」と言うより「汁すくなし」なフィーリング
やはり「汁なし」とくれば、辛めのタレがやや飴状にも感じられるほど濃厚で、麺に絡まり褐色の表情をたたえる・・・・と空想しそうですが、汁なしというよりも、キッパリ!「汁すくなし」と表現した方が良さそうです。大体目分量で言うと、デフォのラーメンの三分の一はあろうかと思います。では、濃度は三倍濃いかというと・・・そうでもない。ゴクゴクと飲み干せそうな濃度をたたえます。それに、カネシブラウンも薄めで淡麗系の二郎とも思えるスープビジュアルです。
2)スッキリ感覚で塩味強し
なのでスッキリした感覚で頂くことになるのですが・・・・そこはさすがに二郎ですから、塩気リードな辛味を感じます。そしてニンニク微塵がスパーっと切れ込むので、二郎的ボディ感覚というのはしっかりあるわけですね・・・・。まぁ、いつものことながら、塩とグルタミン酸ソーダの結びつきもじんわりと感じて、塩気とニンニクと相まって、微かな酸味を感じる後味。そういう期待要素はしっかりありますねんな・・・。
3)カネシと豚の脂感覚がとてもスマート
それでも、独特と感じるのは、二郎の中でも「スマート」なニュアンスをスープ全体からは感じるというところかな・・・。微乳化のこってり感は感じるものの、カネシと豚アブラのギトギトはそれほど、強く感じません。暴力的な要素は少ないものの、スマートと感じるところは、作りに丁寧さすら感じる!二郎の中でもスッキリした感覚がナイス!これはなかなか旨いです。
※味のまとめ:カネシ&アブラ控えめのスッキリ派なスープ。塩味のエッジングはさすがで、ニンニクがストレートに響いてグイグイくわせます
【スパスパたべさせるライト系二郎麺!計算された柔らかさがナイス!】
「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
1)柔目の歯ごたえがこのスープにはマッチ
昨日、品二郎の剛麺を体験した直後の訪問ゆえ、余計にそう感じるのかもしれませんが、柔らか目な歯ごたえがとても特徴的です。汁なしでそう感じるため、ラーメンではもっと素直に柔らかさを感じると思われます。されど、常連とおぼしき他客であまり「麺固め」というコールはないな・・・・。みんな「これ好き!」な人たちなのでしょうかね〜。小さい子供連れの家族も行列の中に見受けられ・・・・この麺なら食べれるかもなと推察します。(調味料の摂取は気をつけてあげてね・・・・)。前歯さばきは、スパスパと小気味好く切れ、奥歯感覚もクチクチと容易に千切れます。なので、あまり辛くない汁なしのタレとも、この感覚ならバランス的に合っているのかも?と思ってしまう・・・。これも旨し!
2) 見栄えもかなり洗練されたストレート強調
見た目もまた独特感がありますね・・・・。ウネリが無い・・・・とまでは言いませんが、全体的にストレート傾向が伺えます。それに、やや平打ち目なうどんみたいな切り口の麺ですから、よけいにまっすぐ感が強調されて見て取ってしまいます。歯ごたえ感は掴んで、このお姿を改めて眺めると、やけにライト系に感じるなぁ・・・・。これなら、サイズは大でも食えたのではと・・・・思ってしまいます。
3)ザラツキ言う言うよりもちょっぴり張り付き感覚を覚える
表面は、やや柔らかめということもあって、「ピタっ」と貼り付くような感覚が僅かにある!表面のざらつき感がプニプ二な弾力感になっているので、そう感じるのでしょうね・・・。色合い的にも素朴な色合いというより、優しい色合いの小麦色。タレに絡んでも、それほど色合いに変化を与えませんから、余計にスマートイな印象をうけますね・・。
※麺のまとめ:柔らかさが特徴的なれど、スープとのマッチングはベスト!非ワシワシ系なスマート二郎麺!
【豚さんに参りました・・・・小豚派に切り替えようかしら?】
1)豚の処理が非常にナイス!
豚は最高に旨かった!味付けとしては、醤油ダレの風味がありながら・・・・どことなく「塩味」勝負なサッパリ感があります。肩ロース肉の部位が2こ、腕肉あたりの部位が1個、ゴロゴロっと入っていてお得感覚がありますね〜。肩ロースにいたっては、「クッサリ♡」と噛む力の分だけ柔らかい抵抗感を比例的に感じ、あるタイミングでさくっと千切れます。旨し! そして腕肉あたりも、噛むとほぐれるように崩れていきます。味わいと歯ごたえ両方ともなかなかな一品。そうデカいサイズではないものの、質感を十分に感じます!
2)ヤサイのコールは基本かもしれない
こちらは、ヤサイがそれほど多く無いので、よほど自信がない以外は、ヤサイマシをした方がいいかもしれません。キャベツの色合いも良く、温野菜に甘みをしっかりと感じるし、モヤシもそこそこへたってて良くある加減・・・。ただ、そう辛めでない汁にヤサイの汁が混じるので、後半は本当に飲みやすいスープになってしまった感はあるな・・・。ヤサイコールするなら、カラメコールも合わせておいた方が良いかもしれませんね。
※具のまとめ:とにかく、カネシも感じるのだが、塩味メインな豚が特徴的!歯ごたえも絶品!
総じまして、まだラーメンを食していないながら、スマートで食べやすい二郎という印象でとても好印象な一杯!マイルドなご店主も好印象ということで、友達、家族、女友達と訪問しても楽しいだろうな・・・との全体印象です。こちらも地元に根付いているんだろうな・・・・。ともあれ、今年度の決算見通しが発表され、また貿易収支も赤字らしく、見通し暗そうな日本経済界ですが、ラーメン業界は地道に頑張ってもらいたいという次第。1000円近くのラーメンをそれほど食い続けることも不可でして、やはり低価格でガッツリいただける二郎は、非常にありがたい存在ですね!これからも期待です。なので詠います!
欧州の
通貨の危機を
心配し
明日は我が身か
知る無しもがな (汁なし)
お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした!