ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン795】 麺屋 利休 (東京・国分寺) 味玉塩らあめん・中盛り

【この夜は・・・国分寺でお目覚めです〜、ではいつもの様に・・・】

 ・・・ラーメンを食するのです。今夜は立川まで乗り過ごすことなく、国分寺で目覚めることができました。一歩づつ成長しているアタクシなのです。しかも、「国分寺」とくれば、「ムタヒロ」しかないっしょ!・・・と思い突撃したものの休業にぶつかる(泣)。こういう時も慌てず・・・、スマホのアプリでこちらを探し当てての実食です(このパターン・・・年末年始にかけて多すぎ!)。それにしても、ここ国分寺の駅北側も「ラーメン銀座」なのですねぇ〜♪ 道中、あちこちに「へぇ〜」と思うようなお店があちこちに見受けられます。しかし、駅から少し離れると、近い徒歩3分圏とは言え結構暗がりの寂しさを覚えます。そんな中に、ぼんやりと明かりが灯っていて、すぐに発見できました・・・。



【メロー・イエローな塩スープ・・・・まるで黄金塩スープでんな!】

 訪問時・・・ピークアウトと見えて先客2名のややまったりとした雰囲気。威勢のよろしいお兄さんの挨拶が響き渡ります。最近、ずーっと醤油が多かったと思いまして、今回は塩らあめん系+味玉を乗せました。正直言って最初の印象は・・・「デフォで750円は高い?」と思いますな・・・。しかしながら、並盛りと中盛りと同じ価格ということで迷わず中盛りとし、価格イメージが少し和らぎます。それから・・・・実は結構待ちまして、8分弱はかかったかな? 間延びしたタイミングで配膳完了です。それがこの麺顔!

 「おお!めちゃめちゃスープが黄色いでんな・・・。黄色というより黄緑に近いでっせ!」
 ・・・と思うその表面をレンゲで救うと、下から元スープの肌色マットなスープが覗きます。なるほど・・・この油膜は鶏系?鶏油?それにしても・・・・この黄色は黄金より濃いでっせ!どこぞのブランド鶏からとった油かどうはかは存じ上げませんが・・・・、ちょっと見た目で圧倒される系ですな。などとそんなことを2〜3秒で考えたあと、おうやくスープをすすります。その味の印象は・・・・

 「旨いがな!(*゚0゚)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
 「見た目の鶏油以外にも・・・・複雑な味重ねを感じまっせ〜!」

 最初の一口目は、意外にも・・・・魚介のふわっとした風味を感じる塩スープでして、見た目と裏腹な印象。しかも、わりとしっかりとした塩ボディーを感じまして、濃い味好きな人も満足な系統です。そこから二口、三口と・・・食していくと・・・その魚介風味よりも、段々と鶏コクと一体になった味わいが一気に広がり、動物系と魚介系の四分六分程度のバランスを感じます。へ〜、味重ねって感じやん!と嬉しくなりますな!

 しかし、それだけで終わらなかった・・・。トッピングのあるものが、最初「白髪葱」とおもって食して見ると・・・実はそれは、生姜の非常に細かい細切りだった!それをカジッたときに、「!」と味わいにビットが立ち、本能の赴くまま・・・・生姜細切りをスープに浸しながら、そして満遍なく全体に行き渡らせて食してみた・・・・。すると・・・スープに新しい味のエッジが立ったというか、ちょいとじんわりとしたさわやかな風味がスープに味として加わりましてナイス!また一段と、味わいが立体的に感じられて・・・これは良い演出だと感心いたします。いや〜、見た目の最初から中盤・・・そして最後まで、非常に興味が途切れることなく、食し続けてしまいました・・・。

 ※味のグラデーション:魚介風味>塩のしっかりボディ>鶏油まったりコク>生姜風味>豚コク>その他



【非常にクッシリ感が印象的な麺です】

 これは茹で時間に手間とるわ・・・と感じます。単に太いから茹で時間がかかるというのでもなく、麺の密度といいますか、非常に潰し込みの良さを感じる麺でして、前歯の千切りの段階から「クシり」という表現がぴったりくるようです。しかも・・・加水は低というより中のような風貌・・・・。表面のすべりも中な感じです・・・。

 「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛OK!!」
 ※ラーメンでいう「中太」と「標準」の丁度中間なサイズのストレート麺!
 ※若干、スープの影響もあってか・・・・黄色目に映るのが印象的
 ※過見応え反発が、中心に行く程にやや圧を感じ、限界でクッチリと時間差で千切れるような感覚。

 なんて言いますか・・・・剛麺でもないのに、しっかりと強さを感じる一方、洗練された感覚もある麺ですな。



【そば?そば粉?・・・・具がヒントか?】

 チャーシューの上にのっかっているのは何?? そば?お土産でもらったそば茶と同じにも見えるのですが、いかが?しかし、そばが唐突すぎませんか?これだけ食っても味わいも淡いし・・・。だとすると、そばを使っているというメッセージなのでしょうかね? するとどこに??? あーーーー、アタクシの駄舌では把握できません。スープか麺にそばが使ってアルのか・・・・分かるひと居たら教えてください。

 また・・・メンマに微妙に一味といか、唐辛子の欠片を発見!これも薬味にいれた覚えなく・・・、スープの構成物が付着したものなのか?? いろいろ謎かけが多いでんな。「フニャ」っとした後に、「コリ」と弱い千切れを感じる余韻です。

 さて、チャーシューはアタクシの好きな定番バラ肉ロールでして、薄味で肉本来の味わいが有る上に、ほぐれるようにトロトロで、脂は舌の上で溶けてなくなってしまいます。旨し! 
 
 さらに味玉は、割と黄身が緩い羊羹みたいなゲル状が多いタイプ。スープにとけて汚すことなく美味しく食べれますね。海苔は・・・・なかなか旨かった!風味良しと見ました!あとは生姜を始めとする薬味ですね・・・。

 ※具のおさらい:チャーシュー、味玉、メンマ、千切り生姜、薬味葱、海苔、そば?




 総じまして、これまた独特の世界観がある塩らあめんであると、再認識いたします。スープも謎解きのように楽しませてくれて・・・、そして麺も繊細さとハードさとの二面性もあるようですし・・・。これは、どこにも似ていない塩ラーメンだなと、その個性の強さに軽いあこがれすら覚える一杯でございました。次回は、醤油でいかせていただきます。なので詠います!

 孤高なる
 利休の名刻み
 麺配し


 個性独創
 豊かさも強み (ちょっとしんどかった・・・)
 
お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。



関連ランキング:ラーメン | 国分寺駅

利休にたずねよ (PHP文芸文庫)

利休にたずねよ (PHP文芸文庫)

利休入門 (とんぼの本)

利休入門 (とんぼの本)

followme