ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン766】 らー麺 きん (東京・東長崎) らー麺+味玉

西武池袋線沿線に・・・旨いものあり!】

 いや・・・非常に旨かった(泣)。それだけを思い、この夜、西武池袋線に乗り込み帰途につきました。実は、この店に行くつもりは本当になかったのです。直前にBASSOにふられてイラつくアタクシの心、そして冬の夜空の寒さが、むなしさに拍車をかけます。池袋西口にもどって適当な一杯で済ますという気になれず、東長崎駅方向まで気持ちを落ち着けるために歩き、こちらを訪問とあいなり・・・です。予習一切なし!ただ、iPhoneアプリの評価だけをたよりに突撃訪問しました。



【まさしく旨しな濃厚豚骨魚介!参りました・・・・】

 連日の吞みで食傷気味なため、デフォのらー麺で様子をみることとしました。得意な分類すら知らず、先客がつけ麺ばかりを食されていていたのが印象的・・・。食事を覗き見したら、「あ、豚魚か・・・・」と軽く納得するアタクシでした。それにしても、ラーメンにしては待つのが少しながくないか?と思い始めていたら、茹で上げ完了のキッチンタイマーが鳴り出します。いよいよかと思い・・・・・身構えてたら配膳されたのが、この麺顔です。

 「うおーーーー、この濃厚感!なんとなく「松戸・とみ田」みたいやんけ!」

 ・・・といきなりテンションが高くなり出します!なんやねん!この魚介多めなフィーリングが関東を感じる豚骨魚介やがな!いやいや参ったと・・・・レンゲをとり、すすり上げます。すると旨さは確信に変わります。

 「フィッシュパウダー・・・一歩手前の濃厚さが素敵!魚介の濃厚さと香ばしさのバランスがナイス!」

 いきなり高次元の旨さにへろへろになってしまうアタクシです。なにせ、豚骨魚介の濃厚系と言われる中で、豚骨多めと、魚介多めと分かれるなら、前者は無鉄砲が好きで、後者はとみ田が好きです。無鉄砲は、関西でそこそこ食してきましたので、魚介多めのを食すると何でも「関東を感じる」と勝手に解釈するアタクシを許してください。そういう意味では、こちらの一品は後者の魚介多めに明らかに当たるわけでして、個人的に目新しく感じるのです。

 かといって・・・とどめのフィッシュパウダーのような、「これでもか!」的なドSな粉粉感はありませんで、そういうところバランス感覚の良さを感じます。濃厚魚介の甘さと香ばしさが、醤油ダレのカエシと相まって・・・・さらに芳しく感じられます。そして、モミジで相当に粘度を増加させる・・・・といった所行はあまり見られず、あったとしても常識的な範囲かと・・・・・。濃厚感ではなく、まったり感とここでは申し伝えたい!

 さらに、きめ細やかさにも注目したいです・・・・。ザラザラにように見えて実はさらさら・・・・。魚介のすり潰し度合いが良く、とても滑らかでして、そういうところも、松戸の名店にどこかしら連想してしまう何かがあると思うのですわ・・・。いやーしかし、ドはまりな店に確定!やらかしちゃいましたか!

 ※味のグラデーション:魚介の甘みと香ばしさ>豚骨のコク>醤油ダレの甘みとカエシ>鶏コラーゲン???(勘です)>その他



【いかにも腹持ちのよい感じがする麺がまた良いのです・・・・】

 それに、並盛りと大盛りが同じ値段ですからね!そういうところも、お腹へのコストパフォーマンスも良いと思われます。さて、麺はというと、時間がかかったはずです。中太麺のクッシリ麺と見て取れるタイプでして、恐らく、つけ麺と油そばと共通の麺かと察します。油そばの醤油タレが混じると・・・いかにも旨そうな性能を感じさせます。さてと、麺の3〜4本を箸で引きづりだし、そのままの勢いでずずずーと頂きます。

 「前歯のスパスパっとした千切れ感と、全体的なクッシリ感がナイス!」

 麺の潰し込みがそこそこ感じられると思われ、モチモチっとした感覚が低めなのがまた、この濃厚豚骨魚介には合っているとおもいます。全体的に均一な反発感で、ある臨界にたっした一転で、ぷつり!と千切れる感覚をそのまま楽しみます。また、着色感を全く感じない風合いがええですな!縦横の断面比率もなかなか微妙な長方形、角が丸まった感じも見た目にもよく、これは・・・・麺も合格点やないけと心で叫ぶしかないのです・・・。

 ※麺の感覚:全体的には、クッシリ感重視なコシ。モチモチ度合いが少ないのが実はグッド!
 ※麺の形状:やや長方形の切り口の角麺、角が丸まり。基本的に中太ストレートで、薄黄色が自然でいい。



【次はチャーシュー麺を食います!】

 と叫びたいほどの、このチャーシューは旨し!です。冒頭、松戸・とみ田への連想を述べましたが、ここは対比的でして、とみ田は薄味でタレだけの味で頂くような雰囲気にたいし、こちらのチャーシューは、醤油タレでしっかりと味付けされていて、これはこれで、スープと喧嘩することはなく、逆に合っていてグッドだと思います。やはり、こういう質実で香ばしい処理されたチャーシューバラ肉には・・・・正直言って敵いません・・・。

 また、味玉も文句なし。こちらは、黄身のゲル状よりも、とろみの方が多いという印象です。色合いも鮮やかなオレンジです。白身への味の浸透も十分に感じられ、また一番納得いたしますのは、温度がいい・・・・中が冷たく無いという事くらいでしょうか・・・。

 メンマと海苔は、ひとまとめで申し訳ないですが、一定の評価をいたします。スープと麺の個性が強い中にあって、溶け難い海苔がピン!と立っているところや、メンマの色合い以上に薄味つけがまたセンスを感じさせます。

 ※具のおさらい:バラロールチャーシュー、味玉、海苔、メンマ、薬味葱(万能+小口切り)



 総じまして、この品質でデフォでは650円!しかも大盛りまで同一料金というのがスゲーと思うコストパフォーマンスです。これは、繰り返しますが「旨し!」としか伝えようがありません。なので、つけ麺、油そばにも手を広げたいと本音で思う反面、オールマイティな店もないことから、不安にもなります・・・・・。しかし、つべこべ言っても、これをもう一度、なんどでも食いたい!場所が遠くなければ、不便でなければ、毎週通いたい店ということです。どうも券売機の調子がわるいそうで、苦心されておられましたが、アタクシのちょんぼにも、丁寧にご対応いただきこれも感謝・・・。かつて、関東らー友に「とみ田」を紹介してもらったように、アタクシも逆パターンでこちらも紹介してみたいな・・・・・。なので詠います!

 寒空に
 東長崎
 辿り着く
 
 思わぬ豚魚
 きんメダル級

お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。




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