ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン688】 麺創業 磯部水産 (東京・吉祥寺) 特製肉煮干し

【なんとなく・・・吉祥寺界隈がマイベースになりつつあり・・・・】

 転勤後、いろいろありましたがようやく東京に住まうことに、何となく慣れたと思うのです。特に通勤途中駅「吉祥寺」界隈は、くたびれたオッサン(アタクシ)でもなんとなく元気にさせてくれる力があるようです。若い人が多いのもいいけど、例えば闊歩しているオバサンにしても、そう着飾った風でなくともカジュアル感覚有り。いわんや、なにわのおばちゃん的なヒョウ柄ファッション(通称:なにわコレクション)な方はおられないのだ・・・。あれはあれで懐かしくもあり、気楽なのだが、いくつになっても新しい所に住まうということが、こんなにエナジーを与えてくれるとは想定外です。やはり・・・・・吉祥寺界隈の店は、絨毯爆撃してみたいと思う・・・・そんな夜更けです。そんなアタクシは、まだ攻略店が数少ないながら、以前から気にかかっていたこちら「麺創業 磯部水産」に突撃。なんでこんな名前かは不明ですが、「楽々」のセカンドブランドとのことですから・・・・これは、ここをベース地とするものにとっては、見過ごせんでしょう!

 「特製肉煮干し」930円

 割と店内空いていた閉店間際。限定品が強くアタクシを誘惑してきますが、限定を追い求めると辛くなる一方だと・・・・大阪の師の教えを忠実に守らんと、まずは一番定番と思える券売機ボタンを押した結果がこのメニュー。それにしても、最近やたら「肉煮干し」という商品が目につく東京なのですが・・・・これって流行なすかねー。



【肉そば+煮干しそば=肉煮干しそば・・・・当たり前やけど相乗効果がグッド!】

 まず麺顔ですが・・・麺が見えまへん(笑)。確かに肉多いようなメニューを頼んだんですが、ここまで肉肉しいとは、正直思ってもみなかった。なかなかいろいろな種類の肉がトッピングされています。スープの味見を使用にも・・・・肉をかき分けかき分け、レンゲの底を押しあて、沈めて、注ぎ込む・・・・という感じ。このやり方だと・・・・・具の味の影響を強く受けてしまうんだけどね・・・ま、ええかと一口!その印象は・・・・

 「肉のトッピング甘みがええ感じに塩辛さを中和しとるやん!肉味と煮干し味のバランスがええねん!!」

 ・・・というもの!まぁ、濃厚の部類には入るのでしょうがね、いやいや、この濃さはドギツくなく、また肉の出汁と、煮干しの出汁がええバランスやないですか!。濃厚スープで微妙なバランスを語るほどアタクシ敏感じゃないですが、スープを頂きすすめた時に、丼の内側に貼り付いている煮干し成分(銀色に皮部分)の細かい欠片が結構あるのを見逃しまへんで。そうとう煮干しをつかっていてもスッキリとどこかしていて、しかしそれは決して「薄い煮干し」というわけでもないですな・・・・。

 「トッピングの味で更に濃厚なのに、ゴクゴクと飲み干せる楽しさがある!」

 ・・・というのが感心するところかな??。味としては、最初は肉のしぐれ煮みたいなトッピングの甘み由来の脂を最初感じます。しかしながら、すぐ後口に煮干しのコクをささーっと感じて、苦みは追いかけないとわからないほど淡いかな・・・。カエシの感じもなかなか出ていて、これはスープダレの輪郭か、トッピングのにじみ出た汁の輪郭か・・正直わからない・・・ですわ・・・。そしてさらに、フレッシュなネギの風合いもまた、この少しだけ濃厚なスープの中にあって、一服の清涼剤とも思う存在感がありまして、ナイスな仕事をしておるのです。嗚呼・・・・アタクシも企業戦士でありますが、この刻みネギの如くありたいわい。どうせ主役になれへんけど、絶対ないと成立せんし、またネギ変態みたいにごく一部でも熱烈に支持してくれるような存在感にね・・・・。

 ※味のグラデーション:豚肉出汁(トッピングたれ?)>煮干し甘み>背脂コク>煮干し苦み>カエシ香味>ネギの甘苦>その他
  サラリーマンの理想として、ランバ・ラル大尉のもとで、ネギのような働きをしてみたい。



【とにかく、こういう平打ち麺がすきやねん!】

 はい!アタクシ、とりあえず、平打ち麺にしてくれたら評価ポイントは必ずあがります。そんな単純男でっさかいご勘弁をということで、あしからず。とにかく、中加水ぶりでしっかりした「クッチリ」感があると、もうメロメロになってしまうんですわ。それに、すべりもまずまずだし、クッチリとはいうものの、或る程度のスパスパした噛み切りも楽しめましてねー。平打ちとひとまとめしましたが、こちらの麺は、ストレートをあえてやや手もみしたような、緩やかなウェーブがあるのが特徴でして、これは見た目にも旨そうに見えるのです。茹で時間が多少かかろうとも、この麺なら待つ!また、これなら・・・・つけ麺でも十分通用しそうです。この両刀使いぶりが通用する・・・微妙な太さ加減、厚さ加減がええですわなー。

 「箸でリフトすると、ダレでもフードフォトグラファーになった気分!」

 ま、それほど見た目が旨そうだと・・・もう本能的に感じるんですから仕方が無い、このタイプの平打ち麺!(そういえば・・・・大阪の梅新東の醤油の名店の太麺も飽きなかったなー)。

 ※麺の感覚:「クッチリ」としたアプローチ感覚! 「スパスパ」と噛み切りそしてバキューミング!
 ※麺の形状:平打ちでラーメンにしては太い。ストレートに手もみ感覚を加えたような風合い。長方形が膨れた切り口。
  はい・・・・褒め過ぎですわ(笑)。150グラム、200グラムと麺量選べますので、迷わず200グラムを!見た目重そうですが、絶対食べられますって!



【ここでいきなり問題です。肉は何種類あるでしょう?】

 夢中すぎて・・・忘れました。だれか同じメニューを食しておられる方がいましたら教えてください。まず「バラ肉」のスライスが2枚あったのから食った記憶あり。その後・・・・・鴨肉のような感覚ある肉を二枚食ったかと記憶。そして、見た目とスープにその存在感を示す・・どっかの肉のほぐし身みたいな・・・・大和煮みたいなやつ・・・。最後に、腕肉のような・・・ごつくて、噛み応えのある大きな肉です。いやはや・・・どれも美味しくいただきましたよ!

 あと煮玉子は、L玉に近いと思える十分な大きさ。茹で加減はやや固めでジェルのような黄身はなかったな・・・。メンマも大きめ3本程度か??海苔一枚は品質そこそこで一定の評価。またネギは・・・いちいち言う事もないのやけど、シャキシャキしてて旨かった。特別なネギを使っているとは思えんがね♪

 ※具のおさらい:豚肉4種?(バラ、鴨?、胸部分ほぐし肉?腕肉??・・・さっぱりわからん)、煮玉子、海苔、メンマ、ネギ、背脂




 総じまして、ここは定期的にモニタリングすることを心に決めた次第です。駅からちょっと離れた感じといい、暗がり感覚や、静けさや、そしてちょいとファンクなBGMも、おっさんにとっては刺激的です。吉祥寺の・・・・ほんのちょっとだけおしゃれで、とは言え実力ある一杯は・・・・これは見逃せませんぞ〜これからも。ということで、合掌!今日も本当にごちそうさまでした。


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