ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン656】 らぁ麺Cliff (大阪・大阪城北詰) マサラまぜそば

<9月後半訪問>
【お久しぶりですね!Cliffのマダム!】

 いや・・・そろそろ、関西生活も僅かでして、いろいろな思いもあってお世話になったこちら「らぁ麺Cliff」に訪問です。昨年の秋から、一時期は昼ラーで通い詰めで世話になりましてね・・・。女将さんと呼ぶにはもったいないのでマダムと呼ばせていただきますが、顔見なくなって久しいな・・・と寂しい思いで訪問。そうしたところ、ランチ限定で「マサラまぜそば」なる、なんとも魅惑的な限定メニューが目に飛び込みます!なぬぅ〜!これは、一時期、カレーラーメン変態として大阪でブイブイ言わせとったアタクシとしては、見逃すわけには行きまへんで!ということで、980円のこちらのボタンを迷わずポチリ!スープと小ライス付ということですから、もうフィニッシュの食べ方まで、頭のなかでシミュレーションも万全! そそくさと副店長らしきスタフに食券を手渡しし、奥の座席へと進みます・・・。

 「あ!マダム!居てはるやん!久しぶりどす!」

 ・・・と、思わず声が出そうになりますやん。いやはや、驚きを隠しきれませんでして、マダムもアタクシに気づいてくれてうれしい! 久しぶりですねと会話し、少し恥ずかしいような緊張をしながら、念願の・・・・Cliff初?のカレー系の一品に対峙いたします。



【まさに、シャープ!切り口鋭いながらも上品さもきっちり残すやん!】

 配膳の瞬間・・・・見慣れた麺顔だけど、少しばかり雰囲気が違う・・・・。卵黄に降りかかる一味系のニュアンス、それにフレッシュたまねぎがあるためですね。では、遠慮なくと混ぜ混ぜするために、箸を深く挿入し力を入れかけますと・・・・やや褐色で赤く艶かしく光る液体がギラリ!・・・・・これは、ラー油やね! 最近、神戸でラー油パンチ系の坦々麺食って良い印象が頭に残ってますんで、パブロフの犬のごとく唾液が口の中で洪水起こしまんがな・・・。そして更に更に混ぜ返しかかると・・・・・いよいよ、ガラムマサラの本丸と言いましょうか・・・・カレー風味がぶわーーーーーっつと鼻腔を突きます! カレー好きならこの時点が至極の瞬間・・・。 もう黄身が全体に混ざらんでも、辛抱できずに食らいつきます・・・・・
 「すーっと切れ混んでくるラー油のシャープさ!あとで襲い掛かる辛口カレー味!まるでレッドカレーの醍醐味か!?」
 ・・・・というのが正直な印象。ラー油と分からなければ、これはレッドカレーと見まごう風貌ですよ。混ぜ返したつもりでも、ラー油とガラムマサラのタレは程よく分離しとりまして・・・・ドストエフスキー赤と黒を彷彿としまんねん・・・・。それにしても、全体の後味など、食後がなんとなく・・・・上品と思えるのは、見た目からくる錯覚なんかな・・・。先入観もあるのかもしれんけど、単なるダダ辛さでクチの周りがヒリヒリすることないところが、エエ感じです。それに、ひとさじ酢を投入しても中々、エッジが決まる感じです。マダムがお好みでどうぞとおっしゃるものだから、まるで幼稚園児のように、心の中で「はぁ〜〜〜い♪」と返事し、早速実践いたしましたが、酸味あるカレー味も中々秀逸でありますので、できれば後半に楽しんでいただきたい手法でんな・・・。

 ※味のグラディエーション:ラー油辛さ>ガラムマサラ>肉っぽいエキス>たまねぎ等の甘み>+α(酢とか)
   うちの同僚にカレー通がおるのですが、「ガラムマサラ」をひとつにまとめて一言で片付けてしまったから殺されそう・・・・。
   シナモンというより、カルダモンとかコショウの風味を感じたという記憶・・・・・。信じるか信じないかは、あなた次第です。



【クッチリした・・・以前よりやや加水増やした感じの麺に変更ですね?】

 昨年秋冬に食した「まぜそば」シリーズとは、また違った風貌になりましたね・・・・。以前は、カッツリ加水低めな、歯ごたえ残す麺だったと記憶で、これをニンニク利かせたタレで、クッシりといただくのが、快感だっと記憶・・・・。しかし今回は、ずいぶんと趣が変わったもんです・・・。まず、加水が少しばかり増した「クチリ!」とした歯ごたえ感に変更。それに、やや幅広麺というか・・・平打ちタイプに変更です。すべりも増していて、とてもラー油をまとうとうまそうに感じる・・・・・・。1stブランドの鶴麺に少し傾斜した?と言えば、「わかっとらんな」と鼻で笑われそう・・・・。でも、まぜそばとしては、絡みつくかと思いきやそれほどでもなく。また、カレー風味の思いタレとのマッチングも中々良いと判断でき、以前のもええけど、これも捨てがたいと思わせますな。また、最後の最後でご飯のせなどを考えると、このタイプの方がご飯には合うかとも思え、結論は、ベリーグッド! それにしても、麺についても・・・・・引き出しが多いんですねぇ〜・・・・ご店主。

 ※麺の感覚:加水中程度の、噛みクチが「クチリ」と切れる感覚・・・・。芯が丁度なくなった程度の茹で上げ、すべり適度にあり
 ※麺の形状:やや平打ち麺というか、幅広麺。ストレート。程よい黄色。
   マサラの香りで一杯であったけど、ラーメンの中にあっても風味よい感じあるかもと思う・・・。



【いつもの具なのに印象が変わる・・・・ガラムマサラって威力がすごいのね】

 さて、具はいつものまぜそばと同じなので今さらな・・・・・コメントになります。ですが、今回は、フレッシュたまねぎが加わったとはいえ、ガラムマサラの威力でずいぶんとその印象が変わりますな。印象的なのは、肉。こちらの醤油ダレ味付けのチャーシューがぶつ切りにされて、カレー味に溶け込んでいるのですが、風貌は・・・・・一見ぱっと見て、レトルトの肉?と思いきや、噛むと、あのチャーシューの肉味が広がりまして・・・・。見た目で損して、最後はカレーに負けない個性にうっとりですわ。
 そして、麺を大方食べ終わったころに、小ライスに残りのタレを投入しましょう! 肉やらメンマやら、たまねぎやら、ゴロゴロしたやつをぶっ掛けます。もうその風貌は、食べるラー油丼とも、ミニカレー丼とも・・・・えも言われぬ、極旨丼が完成です。そして、カップに注がれたコンソメスープもお忘れなく!程よい鶏ベースのスープもセットなので、お腹も満足という次第です。

 ※具、その他のおさらい:穂先メンマ、卵黄、フレッシュたまねぎ、青ネギ、チャーシューぶつ切り、小ライス、鶏スープ
  見た目気にしないで、ライスに残ったタレをぶっかけて食う!


 総じまして、Cliffのまぜそばの可能性を更に再認識した次第。カレー系は、牛すじカレーつけ麺を鶴麺でいただきましたが、それとはまた違った、キリッとした男前度があります。地鶏白湯、味噌、カレーとバリエーション増えてきましたが、更に、いろんな世界を見せていただきたいと思う!たとえば・・・塩まぜそばとかどないでっしゃろ・・・と言っては見たけど、そのときには大阪に居ないのよね・・・・。とさびしくなりますな・・・・特に今日から朝の気温が下がったから・・・。残り少なくなった関西生活で、もう一回いけるか!?考えています・・・・・・。ということで、合掌!今日も本当にごちそうさまでした。






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