ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン619】 らーめん あじどの (大阪・日本橋) キャベツラーメン・固め・濃いめ

【一気に日本橋界隈に、家系2店舗開店でっせ!】

 ほんまに・・・どないなっとんのや最近。関西エリアに怒濤の家系ラッシュ!しかも、日本橋界隈の立て続けでっさかい、ラーメン業界に地殻変動というものを感じますなw。そういえば昔世界史で習った民族大移動は、最初はフン族という一部の部族の移動がきっかけの一つとなったと記憶・・・。さすがに関西への家系移動は、ノストラダムスでも予測つかなかったでしょうなw・・。とまあ大げさに考えながら、今日も新しい関西家系の開拓にはげみました。こちらの店は、見つけるのには非常に苦労しませんが、残暑が残るこの気候ですんで、カウンターのみで通りに面して一直線なつくり。そこでもって・・・・・「吹きさらし透明ビニール暖簾」は、風通し無視で・・・・見るからに蒸し熱そう!近くの黒門らーめんのまねしとんのかいな(笑)。

 と思いながら券売機前にたつと「いらっしゃい!」とのかけ声がいいね!後で気づくが・・・・券売機で少しでも歩みを止めた人すべてに声掛けてるので、ご店主も大変ですね〜。偉い!今日は、最近お気に入りの「キャベツラーメン」です。はまりましたー。




【おおお!全粒粉!こんな引き出しがまだあったんかいな!】

 まず、何を差し置いても、こちらの特徴は麺!家系の麺として、大体製麺所は限られているようですが、こちらの麺は全粒粉!まるで、京都のカリスマ製麺所を彷彿とするその風貌に絶句です。平打ち、中太麺、多少ごわごわとしたウネリ・・・。中崎町の長い名前の店の一杯も思い出しますわ・・・・。しかし・・・・家系でこのような麺もあるのですか?? またこれは、立秋先生に質問しないといけなくなりました(ということで、よろしくー!)。

 感覚としては、これまで食べて来た家系の麺のなかでは、潰し込み感覚がやさしい感じがしております。表面のざらつきは多めながら、加水がやや多いようにも感じられ、気持ちよい抵抗感が喉に食べ応えとして感じられます。噛みごこちとしては、ぷりっとしていそうでサクサクと歯切れる・・・という感じ。何となく・・・つけ麺には合うかな?と思える感想・・・。これは、これまでのと一線を画するのです。家系の麺・・・・て、他にもこんな引き出しがあったんか!深いな・・・。




【どうどうと、関西アレンジと書いてある】

 カウンターの張り紙に、関西向けにアレンジしてあると書いてあります。ま、書いてなくても濃いめ・固めで中もするんすがねー。そして、スープの感じですが、

 「今までで一番関西アレンジ傾向があるスープ感!なので普通に食べやすいやん!」

 というもの・・。正直、旨いのだがここまで関西風にするか・・・ともよぎるのよねん・・。豚骨の煮出しもスッキリしていてエグ味もなく、むしろゴクゴクと美味しくいけそう。そして鶏油の独特の風味感も抑え気味かと思います。なので、薄めとか普通の濃さだと関東の方だと物足りなくなるかな・・・。しかし、押さえているところは押さえているので、やっぱり家系と分かる個性感はあります。

 なので、後半の伸びというか、ニンニク投入による味の変化が小さく感じるというのはあるな。ニンニクおろしに加え、フライドニンニクも投入したが、ニンニクに化学反応を起こさせるエキスが元々少ないと思われ、小幅なあふれに終わるといったところ・・。




【トッピング旨し!だからやめられまへんなぁ〜家系!】

 キャベツ・肩ロース肉・ほうれん草ともとても美味しくいただきました。また、海苔も美味しくいただきました。海苔肉厚さも標準とはいえ必要十分ですし。



 総じまして、関西家系事情もどこまでローカルに合わせるかによって、個性が微妙に違うと感じる次第です。元々の関東の出所の個性の違いもありましょうが、どのお店もそれなりに関西アレンジを工夫しておられ、そちらの方が一杯に与える印象影響度が大きなと感じました。まだまだ、本場の家系を食っている経験が少ないので、何ともたよりないコメントであしからず。他に気になる店としては、ライスを欲しくなるという・・・ドラックのような魔力が少なく、スッキリしている点。でも、場所柄と、営業時間帯を考えると、『飲んだあとの〆家系』ということも考えるならば、このチューニングがベスト。なかなか、商売を考えたチューニングなのかと思う次第です。ということで、合掌!今日も本当にごちそうさまでした。








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