ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン556】 楓林らーめん 住吉店 (神戸・住吉) 楓林らーめん

【休日の遅い朝飯としては最高の一杯です】

 「朝ラー」も大分に浸透しましたが、どうも昼夜メニューのデチューンのような気がしてならないのです。少し淡くするとかね・・・。理解できるのだけど、朝ラーメンとしてピッチシと当てはまるものがあるとすれば、このラーメンなら最高だと思うのです。しかし、朝ラーとしてはやってなくて、あくまでも普通の昼夜ごはんとしての「あっさりラーメン」が本来のお姿な一杯・・・・。せめて、開店を10時にしていただければ、個人的には毎週通う自信あるのですが・・・。日曜日、朝11時という時間は、付近の競合「しぇからしか」「弘雅流製麺」も開店しておらず、ここで食うしかなというのもあったのですがね。




【うお?体調のせいか・・・少し濃くかんじるぞ・・・】

 もう見飽きた麺顔とはいえ、名品・定番ならではのたたずまいすら感じますね。軽く炒めた白菜に淡い透明な醤油スープ、薄いチャーシューが漂っているところが、いかにも健康的な感じがいたします。芦屋店でも食した一杯ですが、こういう野菜たっぷり系は、女性だけでなくオヤジにもうけますね。

 さてスープをひとまずゴクリ・・・。白菜の甘みを予測してふふふと微笑むはずが、少し様子が違うと感じるのは、気のせいか・・・。記憶の味わいより、少し塩分を多く感じるのです。見た目は、全くいつものスープ濃度なんですが。

 醤油ラーメンの中でも、「やさしさ部門」の筆頭に上げても良いスープ。野菜の甘みが感じられる淡さで味の輪郭にカエシの風合いは全くというほど感じないスープです。有名所では神座といい勝負か。しかし、ピントがぼけているという感じなく、ピッチリ狙った野菜甘みスープという感じです。 しかし今回少し濃く感じたのは、一味の風合いか?それとも化学の力か・・・・。少し悩ましいな。


【スープに目がいきがちですが、麺も調和がよく取れてますね】

 ここの一杯だとスープが印象的なんですが、スープに合わせて麺もよく考えているなと思うのです。多加水の柔らかめが合うと判断しそうですがそんなでもない。むしろやや中加水か・・・。淡いスープですから、カンスイがキツメだったりすると興ざめですが、健康的な白ささえ感じる色合いです。

 典型的なストレート麺で、舌触りも高速すぎないつるつる感。白菜のザックリ感と良くマッチする「くちゅり」としたかみ応えです。このスープには、まさにこの麺がお似合いな感じです。例えば文科系サークルの部長と副部長のようなコンビネーション。出身が違えど、共通する趣味趣向がびったりと合って、お互いに切磋琢磨する仲良しコンビってな感じかなぁ〜。



【白菜よりもチャーシューじゃ・・・ピンク感と柔らかさ!】

 このビラビラッ−として、波打っている薄めのチャーシューがすきなんです。しかもピンク色してスープに浮かんでいるさまはGOOD。こちらでは、実は角煮らーめんが人気なんですが(なんでやろ・・・いつも夜は売り切れ)、個人的にはこの肉のほうが断然好みです。

 白菜は言わずもがな・・・。オーダーしてから炒めるので、鍋物白菜の後半のようなだらしなさはありません。程よいざくり感があります。



 総じまして、不動の「あっさり野菜ラーメン」という称号に、「お夜食ラーメン」という別の称号もありましょうが、もしも可能なら新たに「日本一の朝らーめん」という冠も授けたい気分(あくまで仮定の話)。それほど、あっさり系としては付きぬけてると思う反面、少し腹持ちが悪いかな・・・。などと考えながら、合掌!今日も本当にごちそうさまでした。

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