【今週のラーメン５２２】麺や六三六摂津本山店（神戸・摂津本山）特製つけ麺大盛り＋いかラー

【ちょいと外観リニューアルしたので行って見た】

　基本的に、アタクシ以外にあまりレビューが載っていないお店。この日は、腹が減っていたながら、もうどこか近場ですませたい気分なので、久しぶりにこちらに訪問です。まだ比較的時間が早いのか・・・・夜７時前の時間帯。先客１名。何でか知らんけど、インドの民族音楽みたいなのがガンガン鳴ってて、時折、チャルメラの音が響くという・・・・変わったＢＧＭの店内です。今回のテーマは「いかラーと試してみよう！」というもの。六三六は、わりと食っててレビにも乗せ損ねた分もあるくらい（江坂店等）。だからあえていうのは、ここだけ少しマイルド感が多いというもの・・・。もう少しパンチがあってもええんちゃうんということでの、いかラー投入なのであります。

【さらにマイルド感がアップしていないか？？？？】

　まず最初に出てきますのは、つけダレですが、すでに何回もくっとる見慣れた風貌。とくに玉子にかかったつけダレのとろみ加減が濃厚さをうかがわせます。そしてまずは、薬味なしですすると・・・・「ん？さらにマイルド感アップ・・・・というか甘いね」という感想。野菜どろどろ溶かしの甘さなんでしょうが、体調のせいか前よりも甘くかんじてしまうんですよね。後述する麺は、ハードなので、ちょっと塩分利かせてもええと思うのはアタクシの個人的趣向か・・・。

　しかしながら、今回はあまり最初は熱くなかったのが気がかり。ぐつぐつ沸騰していてもいいから、手でもてないくらいの熱々がいただきたいな・・・。たまたまだと思うけど次回からはよろしくお願いしてね。あと・・・・、魚粉には、あまりスペシャリティを感じませんので、次回からは魚粉抜きでと注文の仕方を工夫しようと思っています。

【いかラー・・・・】

　これなら、半値でいいなと思うかな・・・。１００円は少し高く感じます。いかの風味がもっとぶわーと来るのかと思ってしまいました。ラー油と混じったからか、ねっとりとした味噌風で、まるでコチジャンのような風合いに感じてしまいました。

　つけダレへ溶かし込み、マッチングはいいと思います。ただし飛躍的なグレードアップまでとは行かず、少し辛口に全体が変化したかのような一定の範囲の変化にとどまりますね・・・。

【麺は相変わらずハードじゃのう・・・】

　この外固なニュアンスは、関西にあってはあまりないタイプだと思っています。似たものだと、「つぼや」がピンと来るのですが、みなさんは、いかがでしょうか？　写真で観るよりも色が濃い目で素朴な感じ。噛む最初から、クッシリ感がややハードですが、すぐに峠をこしてあとは、ヌチリと噛み締めに入っていけます。

　ここでも少し意見を言わせてもらうなら、少しぬるかったよと・・・。キンキンにしめろとまでは言わなくとも、あつもりでもないのに、暖かさを感じとれてしまっては、いただけないかな・・・・。この分、小麦の風合いがぼやけてしまったと感じています。

【スープ割りが少なくなってしまう・・・】

　スープ割りはなかなか、美味しかったですよ。でも少ない！！！それは、麺のスープ持ち上げが多いのと、もともと麺が多すぎたため。できれば、大盛りなら、麺と一緒に心持ちタレも多めに提供してほしいかな・・・。尚、チャーシューについては、全くといってよいほど、いつもの品質。味玉ひついても、今回はトロミが絶妙でよろしかったのではないでしょうか？

　総じまして、地元贔屓したい気あるけど、正直言って「中だるみ」かな・・・。最初にこの店で食べた感じとすこし違った印象。どうも、店長不在なときの、いつものしまりが無い一品のような感覚。すこしづつ、どこかのツメが甘いかな・・・。お客さん少ないときこそ、調理人とは目をあわせて、「ごちそうさま」と言ってねぎらいたいものなんですがね・・・・。ま、そういうタイミングもあるさ！ということで、引き続きがんばってもらいたいです。新作の「あえそば」は、また近いうちに食べに伺いますので、そのときは元気ハツラツでお願いいたします。引き続き応援していますよ！！！ということで、合掌！今日も本当にごちそうさまでした。