【久しぶりに昼ラーで足を伸ばす・・・野江に出没】
京橋から一駅でたどり着く京阪・野江に初めて降り立ちました。今週は和歌山な・・・とんこつ三昧ということにしましょう。近場&とんこつというテーマで新規開拓で検索したところ、こちらのお店が引っかかりましての訪問です。いやいや・・・・、お昼時とは言え、7〜8名の行列ができて、中々の地元の人気店ぶりが伺えます。場所も目立ちやすいし、日が当って温かい・・・。行列中にメニューを渡され、「熟成・大盛」と先にオーダーしておきました。それにしてもスタッフが全員お若い!可愛げなお姉ちゃん店員さんも、きびきびとしていて、店主も容赦なく指示しています。ちょっと厳しい大学サークル的な雰囲気がちと懐かしさを覚える・・・。
【おお・・・まるでメニュー写真のコピーのような麺顔】
言いたいことは、あまりにも整然として纏まっているということですー。キレイといえばキレイ。整いすぎて既製品かぁ?とも思える第一印象ですが、製造過程が見えるカウンター席でしたので、しかりと碗の中で麺を整えている様などチェックできまして・・・丁寧でありますよ。温度もアチアチ(熱い)・・・・、これは期待できそうと思う。
【醤油の輪郭が最後に口に残るとき・・・僅かに甘みを感じる】
サラサラとコッテリの中間の粘度・・・・たまに耳にする「こっさり」タイプですね。熟成というだけあって、とんこつ主体のボディー感豊かなコクあるスープに、醤油の塩分と風味がよくマッチしています。ただ、口の中にほのかに甘みを感じる性格あり・・・。ちょっと調味料的なエッジを感じなくもないです。しかし全体的な問題はないので胡椒やニンニクで隠れてしまう程度です。午後からニンニクぷんぷん匂いさせてはいけないので、少しコチジャンみたいな辛い味噌で調整して、自分なりに落ち着けました(この味噌は餃子用かも??)。
【麺は、殆ど博多麺ですね・・・・】
こうも細いなら、固さの調整ができますかと聞いておくのだったと後悔・・・。なかなかに芯をクッチリと楽しんでもよさ気な麺でした。やや低めの加水率で細めのストレート麺。そう本格的でないけど、結構いけてる細麺とここでは述べておきます。
【具が・・・少なくても不満がない】
こってり系のラーメンなら、具だくさんでなくても、それなりの満足感がありますね。考えれば、わずかのメンマと、チャーシューとナルト、ねぎのみ。チャーシューしかイメージに残りません。そのチャーシューは、ほろほろに崩れるほどの柔らかさですが、一定レベルの品質かと・・・。肉繊維に沿って崩れ、細麺と食べても同等の歯応えで噛み切れます。
総じまして、手作り感覚があまりないけど、キッチリとした一杯を提供する店というイメージです。ただあまりにも見栄えがキッチリしているところと、セットメニュー主体というスタイルが、なんとなくチェーン店チックな感じがして、スペシャリティを感じにくいなと・・・。それと、スープで最初に感じた後口がどうも気にかかるし・・・・。あと、熟成だと+50円となる点もすこしどうなのかと・・・。50円分に相当する崇高さを感じず。ということですが、人気ぶりは確かな様なので、引き続きこの勢いで頑張ってください。では合掌!今日も本当にごちそうさまでした。
- ジャンル:ラーメン
- 住所: 大阪市城東区関目1-3-1
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- (写真提供:バンビ2001)