海外の元同僚から久しぶりメールが届く

　元僕の同僚が香港に赴任していて、ひょんなことから今の職場つながりで連絡とりあっただけの話です。つくづく人生というものは分からん！彼と一緒に仕事してた時は、今の自分が全く想像できなかったし、また彼自身もその通りなのでしょう。

当時は彼も含めて数人で社内プロジェクトを立ち上げておりました（詳しくは言えません）。１０年以上（もっと前か？）から、今では一般用語になりました「見える化」を推進しようとしておりました。組織が立て横に入りくみ問題が入り組み見えなくなりつつありましたし、それを、ほじくり返そうと躍起になるシステムですから、抵抗も反発もありまして・・・。よく周りにキレてた自分でしたが、彼は支えてくれました。結局、全社で歴史的な組織変更があり、バラバラになってしまいましたが・・・。あの頃の悔しさが今でも心に残っています。

彼は今、海外の現地法人で管理職として頑張っています。日本人スタフ３人。彼は２つの部署を任されている部長さんです。自分以下６０数名は、全員現地の方とのこと。営業活動は、もちろんのこと。クレーム対応、予算管理、人事総務管理、採用活動に首切り、その他諸々やっているのです。短いメールの中からその苦労がしっかりと伝わり、また一時期苦しかったのを脱し、自分の強い自信と生まれ変わった様子が、文面からひしひしと伝わりました。自分の中で一つブレークスルーを果たした者だけが知る強い自信と申しましょうか・・・。

ブレークスルーは、一瞬の出来事のようで実は地味な積み重ね。だから本人には気づかないものらしく、後から分かるようだとか・・・。今後も彼の更なるブレークスルーを心待ちにしている次第です。そして、僕も何かを積み重ねます・・・。