【今週のラーメン２７５】らぁ麺Ｃｌｉｆｆ（大阪・大阪城北詰）地鶏つけ麺

【非常に穴場なロケーション！個人的には重宝です！】

　普段なら「和歌山ラーメンたかし」へ向かう途中に新店舗出現とあり、数日前からワクワクしておりましたが、中々訪問機会がありませんでした。ネットの先輩レビュアーさんに刺激を受け、「地鶏つけ麺」をレビューアップさせていただきます。
　こちらは大通りに面していて割りと競合店がなく、駅から近いのですが割と通過するだけのことが多かったものの、営業的には悪くないなーと思います。近くにＯＢＰというサラリーマンの大勢いる場所もありますし、今後の発展に期待です。すぐ近くに、格安しゃぶしゃぶ食べ放題の店があり、後ろ髪を強く強く引かれますが我慢のしどころで、こちらに入店してしまえばあとは、券売機を押すばかりです・・・。

【鶴麺さんの良いところはしっかり引き継いでおられますね！つけ汁の話】

　春に、ご修行元の今福鶴見の「鶴麺」さんに訪問済ですので、なんとなく、はっきりした塩系の酸味ややありのタイプを想像しておりました。配膳の瞬間、大体想像通りのスープカラーなのですが、やや「地鶏」の黄色い色が強く、いかにも鶏塩！って感じが印象的でした。刻み葱も青くないやわらか部分主体。メンマも穂先のみで、まろやかな味わいを邪魔しない工夫が徹底です。少し粉山椒が風味を利かせておりますが、さっぱり酸味の酢の使い方は、ＤＮＡを引きついておられますね〜。「まろやかあっさりさっぱりつけ汁」という感じで〜す。塩味で鶏のコクを上手く引き出しております・・・。

【チャレンジャーなつけ麺。これは問題作ですね！あつもりと思いきや・・・】

　この一品のテーマは、地鶏コク濃いつけ汁もありですが、実は麺が漬かっている出汁にありです。一見、「あつもり」に見えますが、「冷た〜い」だし汁です。昆布の上品なうまみが広がって冷たい汁なのにじんわりとやさしい風味を感じます。この冷たい汁は、後でスープ割りの代用となりまして、この点も意外な展開。個人的には、難しいテーマだな・・・と思いました。理由としては、これから寒くなる時期にスープ割りにして温度が下がるというのが、一般受けするかという点です。夏を迎える時期の提供ならアリ！かもしれませんが・・・。また、淡くやさしい味の輪郭は、人によっては「薄い」と受け取られガチかと・・・・。この一品は、やや価格高いうえに、チャレンジャーな取り組みです。これをどう評価するかが分かれ目・・・。

【麺はラーメンと共通？でもこの一品では違和感なし】

　この淡いスープなら、持ち上げ重視で細めの麺が良いですね。麺は、芯をやや感じるコシのあるタイプで粉の風味豊かなしっかりした麺です。ラーメンと同じと思しきストレート麺ですが、こちらの麺は旨かった！色もやや黄土色っぽくて、旨そうなカラーですね。

【何もかもが真新しいこれからも期待です】

　トッピングは、鶏肉のチャーシューと、三つ葉というシンプルさ。潔しです。スープを愉しむつけ麺かな・・・・。新しい取り組みは、これからも続けて欲しいです。

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　総じまして、定番品を食してから全体評価やり直したい・・・。腕前は、期待の星です。水もこだわっているようですし、丁寧な作りと、やさしい接客が、一品に賭ける意気込みは、感じます。愛のムチということで、８０点でお願いします。塩好きですから・・・。
　今日は、職場の近くに好みの店ができて感激の一日。しばらく昼ラーローテーションに入れてモニター続けてみましょう。今日も本当にごちそうさまでした。